超懐古的な洋食スタンド「ばいりん」@藤沢駅南口
2007/03/18
(Sun)
映画を見ようと久しぶりに藤沢に行きました。
見た映画は「アンフェア」なかなか面白かったですよ・・・
映画を見る前にちょっと腹ごしらえと思って入ったのが藤沢駅南口にあるOPA裏のカウンター10席弱にテーブル一つの薄暗くて営業しているかどうか疑ってしまう洋食屋さん「ばいりん」さんに立ち寄りました。
このお店、昭和30年代から40年代生まれの人には何とも懐かしい店構えのお店でおそらく開店当時からまったく変わっていない店内なんじゃないかと思う昭和7年生まれのオヤジさんが一人で切り盛りしているお店です。
この日も、店内に入ると懐かしい灯油ストーブが燃える匂いがして、営業時間中というのに点灯されている電気はカウンター手前の2席分だけ・・・知らないお客なら帰っちゃうよ!ってムード。
あまり愛想のないオヤジさんに「ビーフカレー」850円を注文してタバコに火をつけます。
スローモーションのようにオヤジさんが厨房に消えて待つこと10分弱
オヤジさんが恭しくカレーの入った容器と皿盛のライスを持って現れます。
ご飯にルーをかけると一気にご飯に滲み込んでしまうほどサラサラのスープのようなルーは好き嫌いがあると思うけど、辛さ控えめで、不思議な酸味があるスパイシーなカレーで
見た目のヤバさに反比例してなかなか旨い。
5年ほど前に来たときと変わらない味です。
店自体もダイヤル式の黒電話があったりと、まったりムード。
慌しい毎日を送る最近のデーブには、何となく癒しの空間。
考えてみれば、携帯も家に忘れてきたし・・・今日は一日のんびりするか・・・
それから、映画を見たら昔住んでいた藤沢本町の町でも見てくるかな、別れた女房と新婚生活を送った官舎も取り壊されたという噂も聞いてるし・・・そういえば今日は3回目の離婚記念日だ!
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