新しい立ち飲み「立ち飲み処 石田商店」@京急川崎
2006/08/20
(Sun)
昨日の仕事帰りの一杯は、新規開拓した店
立ち飲み処「石田商店」さん
京急川崎駅から旧東海道に向かって直ぐ左側の以前酒屋があった場所に巨大な赤提灯が下がっているのを発見しました。
流行の昭和レトロな外観のアミューズメント系の立ち飲み屋が開店していました。
店先の看板に「生ビール中ジョッキ390円」に誘われて入ってみました。
若い店員さんが多く活気に溢れているのですが・・・使い慣れない敬語の接客がぎこちない感じで、いかにも開店間もない新規参入店といったかんじです。
カウンターのお兄さんの話では、7月4日の開店とのことで2階には、やはり昭和レトロムードのホルモン焼き屋「昭和ホルモン」さんが開業するとのこと。
生中を注文するとサッポロビール標準の中ジョッキよりやや小ぶりな中ジョッキに注がれてきたのは味からするとサッポロ黒ラベルの生、この値段で売るのに利益追求のため発泡酒を使わないところが偉い!(デーブが経営していたお店もこの値段でやってましたけど・・・結構きつい)
つまみをみると・・・立ち飲み屋としては高い!
一番安いつまみでも串焼き類が100円オーバー
これはやられたか・・・と思いながらもデーブの好物で大衆酒場のレベルを測るメニューでもあるモツ煮450円を注文
カウンターの目の前のIHヒーターで保温する大鍋から器に掬いだされたモツ煮はたっぷりの葱が見えるけど野菜の姿は見当たりません・・・不安になって箸で煮汁の中を探ってみると
これは当たり!
肉厚でプリプリしたシロがゴロゴロとしてます。一口頬張ると臭みもなく丁寧に仕込まれたしっかり味なのにあっさりした味わい。
カウンター内のお兄さんに「これで450円じゃ合わないよね」と声を掛けると「仰るとおり、分かっていただけると嬉しい」との返事
生中をおかわりして、次に頼んだのは黒板に書かれたおすすめの「かんぱちの酒盗焼き」400円、これはかんぱちの切り身を焼いて酒盗をトッピングしたもの、ちょっと焼きすぎが残念ですがなかなかいけてます。
ポテトサラダ380円は大衆酒場標準の芋を潰したものではなく茹でた芋の食感を生かしたタイプ
アルコールをコップ酒に替えて最後は、レバねぎ刺450円(写真が携帯カメラなので画質悪くてすみません)
レバ刺の上にたっぷり葱を敷き詰め塩コショウとごま油をふりかけたもの。
レバーは新鮮でコクのある味わいで臭みもなくいい感じ。
総合的に見てつまみのレベルはなかなかというポイントが高く立ち飲みとしては高いけど良い店です。
ただ、この価格設定が安価な飲み屋の多い川崎で受け入れられるかが心配です。
ちなみに瓶ビールは珍しいサッポロラガー、つまみと言い、なんとなく「こだわり」を感じさせるお店です。
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